啓翁桜を生ける春のお稽古|枝ぶりを活かした投入の工夫

いけばな教室探訪記
この記事は約3分で読めます。

前回、思うようにいけられなかった桜。

今回も花材として手にしたとき、少しだけ緊張しました。でも同時に、「前回よりも上手くいけるはず」というワクワクした気持ちも。

枝の動きに振り回されるのではなく、どこを見せたいのかを意識する
真と副の安定感を出し、ルスカスも臆せず使ってみる。

そんな課題を胸に、お稽古が始まりました。

【第六回】いけばな日和:桜の扱いを深める

桜 -啓翁桜(けいおうざくら)-

前回に引き続き啓翁桜です。

先生は「前回と同じ啓翁桜になっちゃってごめんね」と気にしていたけれど、私はむしろ嬉しかった。
前回気になっていたところの修正や、やっぱり繰り返し扱うことで自分のものにできるような気がします。

キク

関節に生えている細かい部分を落とすと、線がはっきりしてすっきりとした印象になるだけでなく、花が長持ちするという発見もありました。

余分な部分を削ぐだけで、こんなにも表情が変わるなんて!

ルスカス

ルスカスは、ただ挿すのではなく、ためてから入れると内壁に沿って止まりやすいと先生からアドバイス。

試してみると、今までただ差し込んでいた時よりずっと安定して、生き生きとした動きが出ました。こうしたちょっとした工夫が、いけばなをぐっと引き締めてくれるんですね。

ためる、曲げる、動きをつける——いけばなの奥深さを改めて感じます。

前回と同じ花材、でも見え方は違う

前回は、くるくる回る枝に苦戦。今回は…?

重い枝が思うように留まらなかった前回。
今回は、余計な部分を整理し、どの蕾や花を活かすかをじっくり考えてからいけてみました。

枝の長さに変化をつけたり、単調にならないよう工夫したり、試行錯誤の時間が楽しくて仕方ない。

花の顔を意識できるようになってきた!

花の向きも、前回よりは意識できるようになった気がします。「花の顔が後ろを向いているよ」とか「向きがね……」なんて指摘がなかったのが、ちょっとした成長の証かも?

いける前に「どこを見せたいのか」を考える余裕ができてきたのかもしれません。
以前は言われてもピンとこなかったけれど、少しずつ感覚がつかめてきた気がします。

先生のアドバイス:少しの工夫で、見え方が変わる

今回も真と副の距離が近すぎるという課題が…。控えや従枝の配置に気を取られすぎて、基本の位置関係が曖昧になってしまいました。

もう少し冷静に全体を見られるようになりたいところです。

枝がかぶったところはためるのもひとつ

桜が綺麗に咲いているところと真の枝が重なってしまっていたので、先生のアドバイスで少し貯めてみました

たった一手間でここまで変わるなんて!
改めていけばなの奥深さを実感しました。

次回こそは、この距離感をしっかり意識して、よりバランスのいい仕上がりを目指したいと思います。いけばなは試行錯誤の連続。でも、その積み重ねが、少しずつ形になっていくのが楽しいんですよね。

繰り返すことで深まる、いけばなの理解

同じ花材をいけることで、前回の反省を活かしながら新しい工夫を試せるのが楽しい。
繰り返すうちに、「前よりも上手くいった!」と実感できる瞬間が増えていくのが嬉しい。

次の課題は、真と副の距離感を意識し、より自然で美しいバランスを取ること。

そして、ためる、曲げる、動きをつける——これまで少し躊躇していた工夫を、思い切って試してみたいと思います。

お稽古のたびに、できることが少しずつ増えていく。その積み重ねが、自分の成長につながっていると感じます。

次はどんな発見があるだろう?
そう思うと、またいけるのが楽しみになります。

それでは、今回はこの辺で。

花と猫、そしてちょっとの探訪記
いけばなとともに、今日もひと息。

タイトルとURLをコピーしました