初めての投入(なげいれ)に挑戦|草月流いけばな稽古記録

いけばな教室探訪記
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いけばな教室も4回目になり、少しずつ基本の型や花材の扱いに慣れてきました。
でも、まだまだ発見と学びの連続です。

今回のテーマは、「円筒花器での投入への挑戦」

これまでの経験とは異なる難しさがありましたが、その分、新しい学びも多い回となりました。

【第四回】いけばな日和:円形花器での投入

初挑戦!円筒花器での投入

「円筒花器は難しい」とよく聞くけれど、どんな点が難しいのか? 実際に挑戦してみることになりました。

お稽古の前に、少しでもイメージをつかもうと教科書を開いてみる。

(……ふむ、なるほど)
(……いや、これ、どうやるの??)

そっと閉じる。

素直に先生に聞くことにします。そして迎えた本番。先生の説明が始まる。

1-[4] 基本立真型・投入(なげいれ)

投入の基本

投入では剣山を使わないので、枝や茎を絡ませながら形を作ります。

  • 真:花器の高さ+直径×2ぐらい
  • 副:真の約2/3〜3/4ぐらい
  • 控:真の約1/3〜1/2ぐらい

「投げ入れでは、順序立てて進めるというよりも突っ走ることも大事だよ。」
「絡まる枝が増えることで自然に留めやすくなり、進みながら全体の形を調整していくからね。」

考え込んでる私を見て先生がアドバイスをくれました。

よし!勢いでやってみよう!

今日の花材

今回の花材は、ハクモクレン、キク「チスパ」、ドラセナ。それぞれの特徴を生かしながら、作品に動きを出すことを目指します。

植物を長く保つ「水揚げ法」


いけばなでは、花材をより長く美しく保つために 「水揚げ」 という処理を行います。水揚げとは、切り花が水をしっかり吸い上げられるようにするための方法です。

水揚げ法にはいくつか種類があるようですが、今回は「水切り」で行いました。

花材を扱う大原則

  • 風にあてない
  • 手早く生ける
  • しおれかかった花材はそのまま使ってはいけない

枝を留める工夫

投入(なげいれ)の基本立真型では、添木の扱い が重要になります。

添木の切り方

  • 安定させるために:添木はまっすぐ切る
  • 傾けたい場合:長い方を斜めに切り、切り口を正面に向けて真ん中を割る

添木の太さや強さによっては、真が負けて裂けることも。
逆に添木が弱すぎると支えにならないため、適宜削いで調整することが大切。

剣山との共通点

剣山を使う場合と同様に、副が真よりも後ろから出てくることはないという点も意識しなければなりません。

いけてみて気づいたこと

枝の向きと安定感

最初、真の枝がなかなか向きたい方を向いてくれず、調整に苦戦しました。順序立てていけるのも大事だけれど、絡まる枝が増えてくると安定し、向きが自然に定まってくることが分かりました。

先生のアドバイス

  • 副を挟んだら添木が裂けることがある → 添木を2つにしてもOK
  • 角度を変えて見てみると、新しいバランスが見えてくる
  • 少し左側から見てみると、そちらの方がしっくりくることに気づく

先生が見せてくれた技

ドラセナを裂いて添える
最初はハクモクレンのかっこいい枝ぶりが際立ち、凛とした印象だったのですが、そこにドラセナの曲線が加わることで、一気に女性らしい柔らかな雰囲気に。

力強さとしなやかさのバランスの大切さを実感しました。

まとめ


今回の稽古では、従枝の角度に迷い、何度も試行錯誤しましたが、その中で新しい技術や方法を学ぶことができました。

  • ワイヤーで添木を補強する方法
  • 花の顔を正面に向けるための微調整
  • 観察力を高め、最も美しい角度を見つける

試行錯誤を繰り返し、先生に相談しながら、自分の可能性を広げられたように感じます。

課題と反省点

  • まだ従枝の角度調整がうまくできず、ヘニョヘニョになってしまうことがあった。
    安定感を出すために補強が必要
  • “こういけるといい”というイメージは持てたが、実際に形にするためには試行錯誤が必要。

次の目標

初めて、見応えのある作品を作れたという手応えを感じられた今回。さらに技術を磨き、次のステップへ進んでいきたいと思います。

それでは、今回はこの辺で。

花と猫、そしてちょっとの探訪記
いけばなとともに、今日もひと息。

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